「アフリカって発展途上国でしょ? だから給料も低いんじゃないの?」
そう思っている人は多いかもしれませんが、実は南アフリカの平均年収と、日本の地方の給料はそこまで変わらないという事実を知っていますか?
今回は、具体的なデータを基に南アフリカと日本の地方の給与を比較し、**実際の生活水準はどのくらい違うのか?**について考えてみたいと思います。
1. 南アフリカの平均年収は日本の地方とほぼ同じ
まず、南アフリカの平均給与を見てみましょう。
| 国 | 月収(円換算) | 年収(円換算) |
|---|---|---|
| 南アフリカ | 約13.3万円 | 約160万円 |
| 日本(地方の最低賃金レベル) | 約15〜18万円 | 約180万〜220万円 |
現在の為替レート(1ドル=160円)で換算すると、**南アフリカの平均年収は約160万円(月収約13.3万円)となります。
一方、日本の地方の最低賃金レベルの仕事は年収180万〜220万円(月収15〜18万円)**程度なので、そこまで大きな差はありません。
社会保障料や税金でどれくらい引かれる?
給与が同じくらいでも、実際の手取り額は社会保障料や税金によって変わります。
日本の場合(地方の低所得者)
- 所得税:年収200万円なら約5,000円/月
- 住民税:年収200万円なら約5,000円/月
- 健康保険・年金・雇用保険など:月3〜4万円
- 手取り額:月約11万〜13万円程度
南アフリカの場合
- 所得税:課税所得に応じて0〜45%(年収160万円なら約10%程度)
- 社会保障費(年金・医療保険など):ほぼなし(民間保険が主流)
- 手取り額:月約12万円程度
南アフリカは公的な社会保障負担が低いため、日本より手取り額が多くなる可能性があります。ただし、その分医療や年金は自己負担が大きいため、実際の生活コストは変わるかもしれません。
結論として、日本は税・社会保険料が高いが手厚い保障があるのに対し、南アフリカは手取りが多いが自己責任の部分が多いという違いがあることを理解しておくと良いでしょう。
実際の求人を比較してみる
例えば、日本の地方(茨城県ひたちなか市)の看護助手の求人を見ると、給与は以下の通り。
- 月収:16万〜17万円
- 年間休日:86日(週休1.5日程度)
- 資格・経験不問

南アフリカの平均月収(13.3万円)と比べると、確かに日本の方が少し高いですが、極端な違いはありません。
2. 物価の違いはどれくらいある?
給与の差が小さいとしても、生活費(物価)が違えば暮らしやすさも変わるはずです。そこで、南アフリカと日本の生活コストを比較してみましょう。
① 家賃
- 南アフリカ:ワンルーム 約3万円
- 日本(地方):ワンルーム 約5〜6万円
- 日本(都市部):ワンルーム 6〜8万円
→ 南アフリカの方が安い!
② 食費
- 南アフリカのスーパーで買う食料品は、日本よりも少し安い
- ただし、輸入品(日本食など)は割高
- 日本のコンビニ食やファストフードは安くて便利だが、南アフリカでは手に入りにくい
→ 基本的な食材は南アフリカの方が安いが、日本ほど便利ではない
③ 交通費
- 南アフリカは車社会(ガソリンは日本より安い)
- 公共交通機関が少なく、車がないと不便
- 日本は電車・バスが発達しており、車がなくても生活できる
→ 移動コストは日本の方が安いかも?
3. 日本の地方と南アフリカ、どっちが暮らしやすい?
日本の地方のメリット
✅ 治安が良い(南アフリカは一部の都市で治安が悪い)
✅ インフラが整っている(電気・水道・ネット環境が安定)
✅ 仕事の選択肢が多い(製造業・農業・サービス業など)
南アフリカのメリット
✅ 家賃が安い(都市部でも日本の地方と同じくらいのコスト)
✅ 食費が安い(ただし、日本のように手軽な外食は少ない)
✅ 給与と物価のバランスが取れている
4. 日本と南アフリカの給与格差は過去の話?
日本は長年、先進国として高賃金を誇ってきましたが、近年は経済の停滞が続き、特に地方では給与があまり上がっていません。一方で、南アフリカのような新興国では経済成長が進み、給与水準が上がっています。
かつては「アフリカ=低賃金」というイメージが強かったですが、実際には日本の地方とそこまで大差がないのが現実です。
5. まとめ:意外と南アフリカもアリ?
- 南アフリカの平均月収(約13.3万円)は、日本の地方の最低賃金レベル(15〜18万円)とそこまで変わらない
- 家賃や食費が安いため、生活コストは南アフリカの方が低い
- 一方で、日本の地方は治安やインフラ面で圧倒的に優れている
- 日本は経済停滞で賃金が伸び悩み、新興国との差が縮まっている
つまり、「日本の地方で働くのと、南アフリカの都市部で働くのは意外と似たような生活水準」と言えるかもしれません。
「アフリカ=低賃金」という固定観念は、そろそろアップデートが必要かもしれませんね。